オススメ映画【生き様編】③フェイク
●フェイク
以下Yahoo!映画レビューより引用
数多くのマフィアを摘発したFBI潜入捜査官、ジョー・ピストーネの捜査の全貌を描いた実話の映画化。現在もマフィアに50万ドルの懸賞金を掛けられ、隠遁生活を送る伝説的潜入捜査官ジョー役を、ジョニー・デップが熱演。また骨太なドラマに磨きをかける、アル・パチーノの好演も見もの。単身、NYのマフィア組織に潜入したFBI捜査官ジョー。ドニー・ブラスコという潜入名で街に潜伏した彼は、ある日レフティという男に出会った。彼に息子のように可愛がられ、さらに危険な世界へと導かれてゆくドニー。そしてレフティはドニーの出現に夢を見、再び人生を掛けるが...。
●監督
あんまり聞いたことない監督さんでしたが
フォーウェディングとかハリーポッターと炎のゴブレットの監督を務めています。
●役者
もう、俳優だけで見る価値ありですね。
パイレーツオブカリビアンシリーズで何というかハリウッドの超メジャー俳優になった感があるジョニー・デップですが
シリーズ出演前は中々癖のある映画にばかり出演しており…存在感のある演技を魅せてくれておりました。
シザー・ハンズとかスリーピーホロウとかでティム・バートンとのタッグでカルト的要素がありながらも良作と私は思う作品を産み出しておりました。
他にもギルバートグレイプでディカプリオと兄弟役してたりします。
ブレイブとかデッドマンとか今では考えられない何というか万人受けはしないだろうなという作品ですからね。見てみると独特の世界観で中々面白いんですが…。
ラスベガスをやっつけろとか癖強すぎですから。でもこれも面白いです。
このフェイクという作品ですが
そんなジョニー・デップ曲者全盛期の作品で、名優アル・パチーノにも負けない存在感を出しています。
前置き長くなりました…パイレーツ前のジョニー・デップ…大好きだったんです。今も好きですけど。
●主観
この映画の見どころは何と言っても潜入捜査なので…ジョニー・デップ演じるドニーブラスコがマフィアの世界に溶け込む為にアル・パチーノ演じるレフティというマフィアに取り入って行くのですが、そこから始まる人間模様と心理描写です。
まぁこのジョニー演じるドニーブラスコ捜査官も最初は正義感バリバリなんですけど…マフィアも人間ですから、手引きをしてくれるレフティの人間臭い部分に触れて行く内に…
簡単に裏切れない…と心情の変化が現れてくるわけです。
信用を得る為の行動を重ねて行くうちに、相手は益々心を開いてくれる…でも捜査の為に最終的には裏切る事が決まっている…裏切らなければならない。
この辺の葛藤がきっちり描かれていて…何回見ても泣けます。メソメソ泣きではなく男泣きですよ。
ここまでジョニー・デップばかりでしたが…アル・パチーノも主演と言って良いような演技で哀愁漂う枯れたマフィアを完璧に体現してくれています。
他の作品では大物役ばかりですが…この作品ではしっかり抑えて、ちゃんと小物に見える演技をしています。器用やなーと感動します。
もうね…ラストは何回見ても泣いちゃうんですよ。エンディング変えられませんかね?何とかなりませんか?と毎回思います。
最後のレフティのドニーへの伝言が渋すぎです。
日本語訳がちょっと意訳されてるかなと思うので…英語で自分なりに解釈した方が良いと思います。
なぜかラストで贈る言葉が脳内リフレインします。「信じられぬと嘆くよりも人を信じて傷付く方がいい」というね…。
あぁ書きながら思い出しウルウルしてしまいます。
一見の価値ありですよ!
●見どころ
・オールバックに髭のジョニーデップ、ワイルドです。中々ギラついてます。
・アル・パチーノの抑えた演技
・2人の心理描写
・実話であること
・ラストシーン
オススメ映画【生き様編】②ミッドナイトラン
●ミッドナイトラン
以下Yahoo!レビューより
元警官のバウンティ・ハンターと、彼に捕らえられた横領犯のニューヨークからロスまでの壮絶な大陸横断アクション・コメディ道中記。横領犯を狙うギャングとFBIの追撃によるバイオレンス・シーンとC・グローディンの奇妙なキャラクターが引き起こす笑い、それにデ・ニーロの軽いフットワークの演技が心地よいアンサンブルになっており、ノンストップ・アクション全盛の当時にあっておおらかな正統娯楽活劇の造りが楽しい。
●監督
エディ・マーフィーの出世作の一つビバリーヒルズコップが有名ですかね。
後私が大好きな映画の一つ、セント・オブ・ウーマン【夢の香り】の監督さんでもあります。
最近だと、と言っても10年以上前ですが…プラッドピット主演のジョーブラックをよろしくの監督です。
●役者
※説明不要ですかね。
チャールズ・グローディン
●主観
これはですね鑑賞後感が人生で見た映画の中でもベスト5に入るんじゃなかろうかというスッキリした終わり方をしてくれます。
ロバート・デ・ニーロと言えば本当に様々な映画に出演しており、説明するのもおこがましいかなと気が引けるのですが…
当時はタクシー・ドライバーの奇人役をはじめ、ゴッドファーザー2でのアル・カポネ役やら、アンタッチャブルでのアル・カポネ役、どちらもマフィアですね。
レイジングブルでのベテランボクサー役など
どちらかというと重めの役が多かったと思いますが…
本作では軽快にコミカルな役をこなしています。
バウンティハンター、所謂賞金稼ぎという職業が成り立っていた時代で、現代とは全く違う時代背景である事を念頭においておいた方が入りやすいです。
シカゴ警官崩れの賞金稼ぎ役がロバート・デ・ニーロ
マフィアの金を横領し、慈善団体に寄付するという変わり者の会計士、賞金首役がチャールズ・グローディン
賞金稼ぎと賞金首のロードムービーですが
追っ手として…FBI、他の賞金稼ぎ、警察、マフィアなどとにかく入れ替わり立ち替わり追ってが現れるのですが…ロバート・デ・ニーロ演じるジャックウォルシュは元警官という事もあり…中々要領良く追っ手をかわしながら目的地に向かうのですが…
ジリジリと追い詰められ…という感じです。
この映画の良さを文章にするのは非常に難しいです。まず見てくださいとしか言えない部分もありますが…
やっぱりロバート・デ・ニーロの演技ですかねー、時代もありますが…とにかくずっと煙草吸ってます。
歩く時、店の中、車、飛行機、ずっと吸ってますね…今じゃ絶対考えられない…で、いかにも賞金稼ぎという身のこなしが素晴らしいんです。賞金稼ぎを直接見た事ないので…分かるんか?と言われればそれまでなのですが…
賞金首を警察に突き出すところとか…
あぁ賞金稼ぎってこんな感じなんやろなー?と違和感なく感じさせてくれます。
また、何と言っても追われる内に、賞金稼ぎと賞金首という関係ながら、少しずつ信頼関係が出来てくる2人の様子とエンディングの締め方が最高ですね。
2人とも信念を貫いているという部分では
利害関係を超えて信念を貫く事の美しさを感じさせてくれます。
損得の部分で考えれば捨てた方が良い信念だったりするのですが…
きっちり芯の通った2人を見る事が出来ます。
本当に軽快で面白く、軽い感覚で見ても充分に楽しめますが…見る度に発見のある映画で…軽快ですが薄っぺらくはありません。
是非一度ご覧ください!
オススメ映画【生き様編】①カリートの道
まず最初に…バッドエンドです。
以下Yahoo!レビューから
かつて街を牛耳り麻薬の帝王として君臨したカリートが刑務所から帰って来て見たものは、以前には闇の世界にもあった仁義やルールが時の流れと共に姿を消し、今や殺伐とした雰囲気に変貌していた街の姿だった。今度帰ってきたら待っていてくれた恋人との純粋な愛に生きようと思っていた彼は、そんな街からは出ていくことを心に決めていたが、彼にはどうしても返さなければいけない1つの“借り”があった……。
●監督
監督はですねー
ブライアン・デ・パルマです。
マフィア系だとアンタッチャブルが有名かな…アンタッチャブルも面白いです。
ミッションインポッシブルの一作目も撮ってます。
●主観
映画の流れとしては冒頭から最期を思わせるシーンがあり…そこから主人公が過去を振り返る訳ですが…
主演のアル・パチーノが最高に脂が乗っている時期で、本当にかっこいいんですよ。男が惚れる男という感じです。
刑務所戻りの大物という設定ですが…出所後のドライな街の様子に失望しながらも、
仁義も何もなく…まさに金と出世が全てという感じで殺伐としています。
そんな中…脚を洗って、惚れた女と遠くの街でレンタカー屋でもやって暮らすんだー!
とアル・パチーノ演じるカリートはメチャクチャ頑張るんです。もう本当にやれる事は全部やるみたいな感じで頑張るんですが…
簡単には脚を洗えない、過去の人間関係がそれを許さないんですね。
そして最終的には本人の義理堅さと、脚を洗う、殺しはウンザリという判断が仇となり、最期を迎えます。
私はこの手の例え悪い結果が待っていたとしても自分のルール、生き方を貫くという映画に弱いんですよね。
バッドエンドではありますが…最期まで自分の生き方を貫くカリートの生き様とアル・パチーノの演技にボロ泣きしてしまいます。
自分には出来ない生き方ですが、憧れますね。
マフィアじゃん、悪者じゃんとかは映画なので…置いておきましょう。
●映像
好きです。
主人公目線のカメラが時々入るのですが…その時視界に入っている人の動きが素晴らしいんです。
何を言いたいかといいますと…マフィアが経営する夜の店のシーンとかで、店全体をカリートが見渡す場面がちょこちょこあるんですが…まぁ百人以上画面に映ってるのに…全員違和感がないんですよ。エキストラとは思えないというか…カリートと目が合ったウェイターの反応とかも良く考えられてるし…
この辺はミッション・インポッシブルの潜入シーンでも堪能できる、デパルマ監督の匠だと思います。
最後の15分の緊迫感も最高です。
●役者
アルパチーノ最高、渋い、イケイケ過ぎず抑えた演技も楽しめます。
ショーン・ペンが胸糞悪くなる悪徳弁護士役を怪演してます。一瞬ショーンペンとは分からなかったです。
クソ弁護士役のショーン・ペン
ヒロインも上手い。
大根役者は出て来ません。それぞれに味があります。
●まとめ
バッドエンド
生き様かっこ良い
アルパチーノ渋い
ショーンペン上手い
マフィアも大変
ヒットはそこまでしてないけど本当に良い映画
という感じでしょうか…
是非一度ご覧ください。
次回は
ミッドナイトラン
を紹介します。
判断に迷う時
生きていると本当に色々な事があります。
●信じていた人に裏切られる
●やむを得ない事情から嘘をつかなければならない状況に追い込まれる
●仕事の為に、お金の為に…真実を隠蔽する。
●友人Aを庇うと友人Bが責められる。
●家族を選ぶと職場に責められる。
●仕事を選ぶと家族に責められる。
●夢と私「僕」はどっちが大事なの?
選択、判断を迫られる
どっちも!が厳しい場面…大人になると増えて来ますよね。
俺はどっちも手に入れる!というポジティブシンキングだけでは、世の中だんだん通用しない事が分かって来ます。
そういう時に観る映画がいくつかあります。
映画は色々な人生を追体験できるから本当に良いですよね。
映画の紹介は次回の記事にて紹介致します。
通勤中にて…この辺で。
ティーチングやらコーチングやら【心理学】
訳あって会社の仕事の一環で
●スタッフを育てる
を目的とした研修を的確に行う為に
コーチングとやらを取り入れようという話になりました。
今、割と取り入れる企業も多いみたいですね。
このコーチングというアプローチですが…私の理解が甘いのか、どうもゆとり教育と被るんですよね。
私の勤める会社はどちらかというとトップダウンというか…寄り添って育てようというスタンスではなく、伸びる奴は勝手に伸びるし、伸びたい奴は自分から聞いてこい!
な感じだと思います。
コーチング…私の性分には多少合っているのか?
元々怒鳴り散らしたり、自分に出来てない事を人に求めたり出来ないタイプだったので…
こうしろ!と指示するティーチングに比べて、本人が解決方法を見つけるように導くコーチングは性分には合っていたと思います。
ん?コーチング賛成!みたいになってるぞ…
ところが、確かにスタッフは辞めなくなったし、楽しく仕事もある程度やってくれるのですが…
いかんせん、理不尽にガツンと言われる機会がなくなると、理不尽耐性がないからか
ちょっと怒られるとビビってしまうし
理不尽な環境で育ったスタッフの方が強いのでは?という想いも出て来てしまい
結局は自分自身のティーチングやコーチングに対する理解が足りないのだと思いますが…
人を教えるのに正解はないんだろうな
あるとしたらどれだけ相手を思いやれるかですかね。
という話でした。
父親になって
わたくし2018年4月の段階で3歳の娘がおります。
正直自分が親になるまではまっっったく子供に興味がありませんでした。
嫁さんの妊娠が分かった時も、喜びよりも子供をちゃんと愛せるかな?
自分の親が自分にしてくれた事を考えると…ちゃんと親になれるかな?
と
不安の方が大きかったと思います。
ちゃんと嬉しい思いもあったんですが…どちらかというとビクビクしておりました。
しかし娘が一歳を過ぎたあたりから、ちゃんと愛せるかな?に関しては完全に無駄な心配だったなと感じ始めました。
もちろん人を1人育てるというプレッシャー
は変わらず感じているのですが…愛せるか?という部分に関しては全くの杞憂でした。
父親と娘ってのもあるかもしれませんが…本当に可愛くてしょうがないんですよね。
また不思議な事に世の中の他の子供達も可愛く見えて来るというか…
子を持つ前であれば公共の場で騒ぎたてる子供達に対してはイライラしかしてなかったのに…器の小さい男です。
その親御さんに対しても
ちゃんと躾けてくれよ!なんて事を思ってたのに…ほんと器の小さい男です。
娘が産まれてからは
許せる許せる!
僕は気にしてませんから、ほんと気遣わないでくださいねー。と親御さんに直接伝えたいくらいです…その大変さ分かりまっせ…と。
そんな風に子供に関してはかなり価値観が変わりました。
世の中の父親になる前の男性の方々…
子供に興味が持てない方…
心配ないですよ。少なくとも自分は大丈夫でした。
それでは今回はこの辺で…m(_ _)m