オススメ映画【アクション・アジア編】⑤キス・オブ・ザ・ドラゴン
以下yahoo映画レビューより
リュック・ベッソンが「ロミオ・マスト・ダイ」のジェット・リー主演で製作したアクション。麻薬捜査のため中国からパリにやってきた捜査官リュウ。地元パリ警察のリチャード警部とともにフランス―中国間で麻薬密売を行う中国人ギャング、ソングの逮捕に向かうが、闇で麻薬密売の独占を狙うリチャード警部によって、ソング殺害の犯人に仕立て上げられてしまう。逃亡するリュウは途中で娼婦ジェシカと出会うのだが、彼女もまた、リチャードに騙された一人だった……。
●監督
※レオン、トランスポーターシリーズ、96時間シリーズ辺りが有名でしょうか？
個人的にはスピード感と切なさ、儚さを感じられる作品が多いと思います。
●主演
ジェットリー
敢えて説明しません。
●ヒロイン
ブリジットフォンダ
代表作・うーん、たくさん様々な作品に出演されているのですが…リュックベッソン監督のニキータのリメイク、アサシンかなぁ。
演技力は確かです！
迷いに迷ったのですが、正確にはアジア映画ではないですし、
しかしこれは外せないと思い、選びました。
10回くらい見ました。
●見どころ
・ジェットリーのアクション
ワイヤーを使っていないので、リアリティがありながら、ジェットリーのありえないスピードはそのままです。
当時36歳、ハリウッド進出後の作品ではこれがダントツで一番良いと思います。
ストーリーはありふれたものですが…リュックベッソン監督がジェットリーの魅力を引き出す為に、本当にたくさんアクションの見せ場を準備してくれています。
終盤の敵の道場に迷い込むシーンなんて完全にサービスカットで、あらー、監督分かってらっしゃると思いました。
・適度なアッサリ感
ヒロインとの無駄なベタベタがなく、最後まで距離感を保ちつつも…確実に絆を感じられるのもアクションを邪魔しておらず、良い意味でアクション中心の展開に集中出来ます。
・序盤のアクションシーン
開始早々、いきなりの見せ場で…唸らされます。これからどうすんのー？主人公！と。
・ハリウッド進出後のジェットリー
もっとリュックベッソンと組んでたくさん作品作ればいいのにと思いました。
相性良いと思うんですよね。この作品を見る度に…。
しっかりハッピーエンドで後味も良いです。
ハラハラした後スッキリしたい方にオススメです。
是非ご覧ください！
オススメ映画【アクション・アジア編】④酔拳2
●酔拳2
以下Yahoo!映画レビューより
中国近代史の英雄ウォン・フェイフォンの大活躍を息もつかせぬアクションでつづる16年ぶりの続編。ご存知、酔えば酔うほど強くなる酔拳の使い手ウォン。軍人武闘家フクと出会った彼は、中国皇帝の証である翡翠の印章略奪事件に巻き込まれる。裏にはイギリス領事館の一味が暗躍していた。
●監督
ラウ・カーリョン
※アクションが古風だったとかで…途中からジャッキーに変わってます。
●キャスト
ラウ・カーリョン
豪華です！ティ・ロン、アンディ・ラウは男達の挽歌への出演でも有名ですね。
男達の挽歌も熱い映画なのでいつか紹介したいです。
●主観
酔拳も有名な修行シーンなどでそれなりに楽しめたのですが…アクションのキレと、ストーリーの抑揚という部分で酔拳2を強く推します。
「酔えば酔う程強くなる！」をきっちり描いていて…まさにジャッキーにしか出来ないアクションだよなぁ…と感じました。
年下のアニタムイが母親役をしていたり…
脚本や設定は雑な部分があるのは否めないのですが…補って余りあるアクションを見せてくれます。
ウォン・フェイフォン役という設定にもちょっと無茶がありますが…細かいことはいいんです。
身体を張ったアクションと酔拳の本当に良く出来た型ですよ。お見事！
最後のアクションシーンは、私の中でスパルタンエックスの最後のアクションシーンと並ぶ
ジャッキーのベストアクションシーンだと思っています。
おなじみのエンディングでのNGテイク集も中々秀逸です。例のごとく、危険なので真似しないでくださいみたいなテロップが出ますが…心配せんでも誰も真似出来んわ…という危険なシーンが多いです。
ジャッキーの作品はヒット作、名作が沢山あって、とても迷いましたが…必見作品としてこの酔拳2を強くオススメします！
今の子供達にもあの
映画館でジャッキー映画を見た帰りに
みんなで拳法ゴッコをやっちゃうような興奮を味わって欲しいものです。
家族での鑑賞もオススメしますよ。
是非お楽しみ下さい！
オススメ映画【アクション・アジア編】③スパルタンエックス
●スパルタンエックス
以下Yahoo!映画レビューより
ジャッキー・チェンが香港を飛び出し、その舞台をヨーロッパに移し、オール・ロケーションを敢行した海外進出第1弾作品。スペインのバルセロナ。小粋な町並みを臨むパン屋の2階に下宿するトーマスといとこのデビッドは、町なかの公園広場にキッチン・カーを止め、ハンバーガーやコーヒーを売って日々暮らしていた。今日もスケートボードを軽快に乗りこなして注文を取るトーマスと、車中で料理をこなすデビッド。そんな彼らのもとにある日突然、シルビアという女性が助けを求めて逃げ込んできた……。
●監督
うーん、何でも出来る天才ポッチャリ武闘家です。
●役者
ユン・ピョウ
※ジャッキー、ユンピョウ、サモハン3人が出演してるだけでウキウキでした。みんなキレキレなんだもの
ベニー・ユキーデ
※ガチのアメリカンキックボクシング選手、この作品ではラスボス役で凄まじいアクションを披露しています。戦績58勝1敗て…凄すぎやろ
●主観
役者欄でも記述しましたが、とにかくジャッキー、ユンピョウ、サモハンが全員全盛期…それぞれ良い味出してます。
とにかくザ・娯楽映画という感じ。小学生の時にテレビで10回は観てます。
今の10代、20代の方に、CGが無くても、スタントマン無しでも、こんなに面白くてスリリングなアクション映画があるんだよ！
という事を知って頂きたく、ジャッキー映画は本当にたくさんある中で、本作品を選びました。
他にもたくさんたくさん面白い作品はあるのですが…当時を代表するアクションスター揃い踏みで美味しいとこ取りという事を考えて
スパルタンエックスを推します！
ファミコンのゲームにもなったので…ゲームとしても有名です。
●見どころ
香港映画スター達の豪華共演
ジャッキーvsベニーユキーデの最後のバトルシーン
※割と楽しく軽いノリで最後までいくのですが、最後のバトルシーンは凄い緊迫感でギャップにやられます。
ジャッキー本人もベストアクションシーンに挙げています。
ベニーユキーデはサイクロンZでも悪役やってまして、こちらも素晴らしいのですが、私はスパルタンエックスがベストオブベストだと思います。
子供も楽しめるテンポの良さ。
是非その目でお確かめください！
オススメ映画【アクション・アジア編】②少林寺三十六房
以下Yahoo!映画レビューより
実在の人物とされる劉裕徳をモデルに描かれた少林寺ものの一つで、悪の将軍によって師や友人たちを殺された若者が、少林寺に入門。それぞれ異なる技を鍛錬する三十五からなる房の中で修行を積み、やがてヌンチャクの変形、“三節棍”を生み出し卒業、復讐を果すまでを描く。
●監督
ラウ・カーリョン
香港映画界の重鎮。
洪家拳の達人でもあり、監督だけでなく…初期は自らがアクションスターであり、武術指導も行う。
少林寺三十六房の他に、私の好きな酔拳2【ジャッキー・チェン主演】の監督です。
2013年死去。
●役者
リュー・チャーフィー
※クエンティンタランティーノ監督のキルビルにも出演しています。
●見どころ
分かりやすいストーリーに沿って少林寺拳法の源流というか、成り立ちを楽しみながら知ることが出来ます！
カンフーアクション映画が好きな人は絶対一度見ておいた方が良い作品です。
シンプルながら主人公の心と身体、両方の成長が描かれており…観賞後も何か自分も頑張ろう！みたいな前向きな気持ちになれます。
房によって色々な拳法の型が出てくる上に、それをマスターする為の修行のシーンも描かれているので飽きずに最後まで見ることが出来ます。
これを見た後にジェットリーの若い頃の型の映像を観ると…彼が正真正銘の達人であることが分かります。
堅すぎず…割とギャグ要素があるというか、ライトなノリで進む時間も多いので、普通に娯楽映画としても観れますし、少林寺を知りたいという方も満足出来ると思います。
是非一度ご覧下さい！
オススメ映画【アクション・アジア編】①ワンツアポンアタイムインチャイナアンドアメリカ
●ワンツアポンアタイムインチャイナアンドアメリカ
以下Amazonレビューより
実在した伝説的中国武術家ウォン・フェイフォン（ジェット・リー）の活躍を描く、人気武侠映画シリーズの第6作。フェイフォンは医師のソーに招かれて、婚約者イー（ロザムンド・クァン）と弟子チャト（ション・シンシン）と共にアメリカまで赴いたが、道中ネイティヴ・アメリカンの襲撃で激流に呑まれて一行とはぐれ、しかも記憶を失ってしまう。一方、イーたちはようやくソーの住む中国人居留区にたどりつくが、そこは白人の差別が横行していた…。
一時は製作のツイ・ハークとケンカ別れしていたJ・リーが久々にコンビを組み、しかも監督がサモ・ハン・キンポーという豪華な布陣。テキサス・ロケやビリー・ザ・キッドの登場など、ジャッキー・チェンの『シャンハイ・ヌーン』に先駆ける武侠西部劇としても注目したいところだ。J・リーが大西部で繰り広げる華麗かつ壮絶なアクションの数々は、これはもう観てくれとしか言えない素晴らしさである。（的田也寸志）
●監督
言わずと知れた香港アクション映画界の大スターです。
●制作
※Amazonレビューにもありますが…リー・リンチェイの中国での人気を不動のものにした名監督です。
●役者
今となってはハリウッドにも進出し、超メジャーアクション俳優となりましたが…この作品は丁度ハリウッドに進出するかしないかの時期の作品です。
アクションが超超超キレキレです。
私が人生で見た映画の中でベスト3に入るキレキレ具合です。
●主観
この映画…ストーリー自体はそんなに深みのあるものでは無いのですが…テンポがよく飽きさせないという意味ではよく出来てます。
まぁメインは脚本やストーリーではなくアクションなので…そこは気にせず気楽に見てください。
中々他の人と話していても、知らない人が多い作品で残念なのですが…騙されたと思って見て欲しいですねー。
もうリー・リンチェイが強すぎて、全くピンチが無いんですよ。無敵感が半端じゃない……であんまり主人公が無敵過ぎると普通は、そんなに都合良く行くかよ！と違和感を感じるものですが
リー・リンチェイ正に全盛期の超絶アクションを見せられると…
あ、無敵、納得。となります。
そのくらいのレベルです。
私が初めてリー・リンチェイの存在を知ったのはメル・ギブソン主演のリーサルウェポン4でした。その時は敵のボスの用心棒的な役で出演していたと思います。
メル・ギブソンがコイツはヤバイから正面切って相手にするのはやめようみたいな描写があったと記憶してます。
出演時間は短かったですが…このキレキレの中国人は何者だ？？と衝撃を受けました。
それから彼の出演している映画を遡って鑑賞することになるのですが…
その中でもダントツでキレが良いのが本作品です。
ストーリーとか映画の深みとかは一旦脇に置いて…純粋にリー・リンチェイが体現するアクションを楽しむ！という視点で見るとより楽しめる作品だと思います。
●見どころ
・リー・リンチェイのアクション
・主人公の無敵感を呆れながら楽しむ
・久しぶりのツイハークとリー・リンチェイのタッグで気合い入ってます。
・出演者全員のアクションレベルが高い
スカッと爽快に楽しめる映画ですがただの娯楽映画で終わらせるにはあまりにももったいないレベルのアクションが繰り広げられます。
もっと知名度上がって欲しいんですけどね。
是非お楽しみください！
オススメ映画【生き様編】⑤バタフライエフェクト
以下Yahoo!映画レビューより
過去に戻って現在、未来の出来事を変えることができる青年を描いたSFスリラー。『ジャスト・マリッジ』のアシュトン・カッチャー主演作。共演は『ラットレース』のエイミー・スマート。ノンストップで繰り広げられるストーリー展開と驚愕のラストは必見。
幼い頃、ケイリー（エイミー・スマート）のもとを去るとき、エヴァン（アシュトン・カッチャー）は、「君を迎えに来る」と約束した。だが時は流れ、ケイリーとエヴァンは全く別の道を歩んでいた。
●監督
エリック・ブレス
J・マッキー・グラバー
※すんません、あんまり聞いたこと無い監督さんです。
●役者
※デミ・ムーアと結婚してました。アイドル的なイメージがありますがこの作品では中々印象的な演技をしています。
●主観
まず…脚本が素晴らしいです。
何回見ても唸ってしまいます。そのくらい緻密に組み立てられた脚本だと思います。
主人公は愛する人の幸せの為に何度も何度もトライします。何をトライするかはネタバレになってしまうので…作品を見て確認ください。
サスペンスの要素も多分に含みつつ…一途な愛の物語でもあります。
前半で多々散りばめられた伏線を見事に回収していきます。お見事としか言えません。
バタフライエフェクト…というのは蝶々の羽の
羽ばたきが地球の裏では嵐を巻き起こすというようなカオス理論のようで…本作のテーマにもなっています。
人生の岐路における選択肢一つが大きく未来に影響を及ぼす…というような描き方が為されています。
誰しも一度はあの時こうしていれば…今頃こうなっていたかも…と考えた事があると思いますが、それを実現してしまうのがこの作品です。
本当に緻密に練り込まれた話なので…二回以上の鑑賞を強くオススメします。
たくさん発見があると思います。
また、こんな風に1人の人間を愛せたら素晴らしいなとも感じます。
ディレクターズカット版もありますが…エンディングが重過ぎるので…悪いとは思いませんがディレクターズカットはマジで重いです。監督はこちらを描きたかったらしいですが…
通常バージョンのエンディングの方が爽やかに見終わる事が出来ますので…
個人的には通常版をおススメします。
●見どころ
・アシュトン・カッチャーのアイドル離れした演技
・緻密に練り込まれたストーリー
・主人公の一途な愛、それを貫く生き方
・エンターテイメント映画としても充分に楽しめます
・他の生き様編で紹介した映画に比べると男臭くは無いです…アシュトン・カッチャーが爽やかなので
以上どの映画でもお伝えしてますが
この作品も見て損はありません…必見ですよ。
それではまた…
生き様編紹介は本作品で一旦終了します。
読んで頂きありがとうございました！
オススメ映画【生き様編】④グラディエーター
以下Yahoo!映画レビューより
リドリー・スコット監督が放つスペクタクル活劇。古代ローマ帝国を舞台に、陰謀に陥れられた英雄騎士の死闘をダイナミックに描く。無敵の剣闘士役を演じた、ラッセル・クロウが秀逸。また、CGで描かれた巨大コロシアムや剣闘シーンの迫力映像も見どころ。西暦180年、皇帝に絶大な信頼を置かれていた歴戦の勇者マキシマスは、次期皇帝の任を依頼される。しかしその晩、皇帝は息子によって暗殺。罠にはまったマキシマスは、処刑の危機に陥る。
●監督
リドリースコット
エイリアン
GIジェーン
の監督さんです。
非常に好みの分かれる監督さんですが…自分はどうかというと作品によって好き嫌いが激しくて、掴みどころの無いイメージを持ってます。
ただ…アクションシーンの劇画チックな描き方と、熱量は割とどの作品も共通していて…この監督さんの好きなところです。
臨場感と迫力があるんです。
特にこのグラディエーターでは戦闘シーンの迫力がすごいです。バックで流れる音も申し分ない。
●役者
※ラッセルクロウを始めてきちんと観た映画です。
この作品のマキシマス役は本当にハマり役です。知性と勇猛さを兼ね備えていて…貫禄も充分…正に将軍といった佇まいです。
ホアキン・フェニックスが憎たらしい小物感全開で…こちらも良い味出してます。よくここまで嫌な感じの演技出来たなと…
●主観
2000年のアカデミー賞作品賞とってます。
その年に鑑賞しました。
ジャケットからベンハーっぽい感じかなと思いつつ…アカデミー賞もとってるなら大外れは無かろうと想像しながら鑑賞しました。
150分…長いと感じません。
オープニングから起承転結…バッチリ出来ており…それぞれストーリーの分岐点で戦闘シーンが入り、間延びせず、緊張感を維持したまま最期まで魅せてくれます。
もう、ラッセルクロウが渋くて渋くて…この作品鑑賞後、渋いラッセルクロウを求めて、いくつか作品見ましたけど…グラディエーターのラッセルクロウがダントツでかっこ良いです。
また敵役のホアキン・フェニックス演じるコモドゥスの憎たらしさも相乗効果で尚更かっこよく見えます。
複雑な展開はなく…シンプルでストレート勝負の映画ですが…大切なものを全て失った主人公が…何度も立ち上がり、民衆をも変えてしまう様は素直に感動します。
リドリースコット監督の作品では一番好きな映画です。
ベンハーが好きな人、古代ローマの世界観が好きな人はより楽しめると思います。
是非一度ご覧下さい！
